サガと佐賀がついに待望のコラボ!Romancing 佐賀…ロマンシング佐賀…ロマ佐賀!

こんばんは。佐賀県出身の林田(@fsharpMusic)です。

2月19日に衝撃的なコラボが発表されました。

Romancing 佐賀…ロマンシング佐賀…ロマ佐賀!

25周年を迎える「サガ」シリーズと佐賀県のコラボレーションサイト「ロマンシング佐賀」

「魔界塔士 サ・ガ」発売から今年25周年を迎える「サガ」シリーズがついに佐賀県とコラボ。「魔界塔士 サ・ガ」は1~3までやっておりました…懐かしいです。
佐賀県の古川知事によると下記のように随分前からのお互いのラブコールの末、今回このコラボが実現したそうです。

これは奇跡です。20年前はサガから、10年前は佐賀県から、お互いにラブコールを送り合っていた両者が、ようやくこうして結ばれました。

2014年3月13日(木)~16日(日)の期間中にはROPPONGI HILLS CAFEにて、サガシリーズのキャラクターやイラスト原画が佐賀の伝統工芸とコラボするという「ロマンシング 佐賀 LOUNGE」も開催されます。
16日(日)には、100名限定のPremium Nightも開催!いったいどんな展開が待っているのか?イベント詳細や開催時間等は ロマンシング佐賀 にてご確認ください。

ちなみにページ下の方に有明海の珍魚「ワラスボ」が敵モンスターとして登場しています。本物のワラスボも本当にモンスターのようですので、興味ある方は是非ワラスボを画像検索してみてくださいね。

ロマンシング佐賀「ワラスボ」

ロマンシング佐賀より引用


都知事選の現実と、インターネットの可能性

2月9日は都知事選。政治の話をこのブログに持ち込むようなスタンスではないので誰に投票したとかは書きませんが、夜には六本木のクラブで開票結果を観ていました。

今回、ペパボの創業者である家入一真(家入かずま)さんがかなりネットを活用して都知事選に挑んでいたので興味を持っていた訳ですが、開票速報が始まった途端に舛添さん当確を知りました。またその得票数の差にも驚きました。

自分が当たり前のようにアクセスしている情報は、ネットを見ないもしくはネットを観てても興味無くてアクセスしていない人にとっては結構当たり前じゃないと痛感。これって、インターネットをベースにしてお仕事している自分にとって結構重要な事。

あと、某記事に出ていた「若い世代の声で上の世代をびびらせたかった」というこの時の発言だけで(その場で今後について有意義な発言がされていたにも関わらず…)
家入さんに対する批判的な声も聞こえてきたり、そういった声を聴いただけでも、ネットに記事が出ていても自分が興味ある所しかアクセスしない人が多いのだろうなと思う所も有り。

その反面、自分も他の情報に目を向けられていなかったという反省もあり、何とも言えない気持にもなりました。

問題としては、家入さんの政策の中には高齢者についての政策も有ったにも関わらず、全面的に「若者」がキーワードになってしまっていた点なんだろうなと。twitterやツイキャスやその他いろいろインターネットを駆使する事は有益ではありましたが、それで若者中心となってしまってたので、伝え方の部分で他に何かできれば良かったんだろうと思います。
巣鴨練り歩きしての高齢者との交流とか、良いツイキャスだったと観てて思いましたが…他にももっと何かが必要だったと。

また、この日は家入さんや高木新平さん達から下記の発表も有りました。

新東京計画始動 | インターネッ党

#01 都知事選で家入かずまが掲げた120個の「#ぼくらの政策」のうちできるものを勝手に実現していく。
#02 未来を構想して、実行できるネットコミュニティをつくるため、機関誌となるメルマガを発行する。
#03 新しい東京に変えていくため2020年までに東京23区全ての区長選立候補者を擁立していく。

今後については現実的に難しそうなものはあるものの、個人的に興味を持った#01のように、Webサービス使って世の中を改善していく事はこれからできるだろうし。

家入さんは自分から積極的に外に呼びかけて、無理に興味のない人達の時間を奪うようなやり方では無く、興味ある人が彼に集まってくるような人柄だと傍から観てて感じてます。なので時間はかかるとは思いますが、何事も始まらないと進まない訳で。
ここで終わりにせず、こういった事をひとつひとつ皆で一緒に経験をしていくのも大切ですしね。
今回が終わりではなくスタートだと個人的にも思っていただけに、この日の発表は楽しみになりました。

今回改めて思ったのはネットの力はまだまだ。
もちろん、88936人もの人を動かしたのは事実。1人の人生の中で何かを変えられたのならそれはすごい事…ただ、それ以上に都民に影響を与えた他の候補者には到底及ばなかった。

例えば、ネットで面白い記事見つけたり、良い音楽見つけたり、興味深い活動を見つけたり、最初はニッチだったものが、その輪が広がっていくのを目の当たりにして、いつしか「これってもうみんな知ってるよね」「結構当たり前になってきたよね」という事が、案外当たり前ではないという現実。気を付けないとですね。
逆に言えば、ネットの活用についてはまだまだ先があり、これからもその可能性をもっと模索していく必要があるなと実感させられた都知事選だったと思います。

最後に、六本木のクラブにご年配の方も来られてて、家入さんとお話している姿に、今後の希望を感じました。


ネットを使い倒す!都知事選候補者 家入一真さんの家入キャンプ開幕式に行ってきました

おはようございます、林田(@fsharpMusic)です。
1月28日(火)都知事選候補者 家入一真さんの事務所開き…家入キャンプ開幕式に行ってまいりました。

家入キャンプ開幕式

家入さんといえば、株式会社paperboy&co.(略してペパボ、4月よりGMOペパボ株式会社に商号変更予定)の創業者。
自分自身、福岡に住んでいた頃から自分のサイトを置く場所としてペパボのサービスは使っていて、まさに自分の居場所を作ってくれた所とも言えます。
他社でも同様のサービスはありましたが、ペパボのサービスはリーズナブルでしたし、地元九州の企業でしたし。
また、当時福岡のエルガーラで行われていたD2Kというイベントで講演されていた社長(当時)の家入さんの人柄にどこか不思議さを覚えていた事も、理由としてあります。

時は流れて最近では、若者の駆け込み寺的なシェアハウス「リバ邸」を立ちあげたり…と、若者のリアルな居場所を作っている家入さん。
まさか、都知事選に立候補している家入さんを拝見する機会が来るとは思いませんでしたが、せっかくなのでこの目で実際に真意を確かめるべく足を運んでみました。

詳細はツイキャスにあがっていますので、下記をご覧ください。
家入かずま選挙オフィス開幕式

大まかに感じた事は以下の3点

  • 家入さん自身がまだ政治が分からないので、周りに各専門の有能な方々が集まってくる。
  • 家入さんの人柄からか、お手伝いしてくれるボランティアスタッフも集まってくる。
  • 政策はまだ固まっていないが、みなさんの声を集めてそれらを家入さん達がまとめる。

今回はそれ以上に、家入さんの選挙の進め方をしっかり知る事で、職業柄その活動内容についてますます興味を持ちました。
なので昨晩帰宅後に、家入さん達がどのようにネットを活用しているのか、またその周りでどれだけネットで盛り上がっているのか一旦洗い出してみました。

まず今回の都知事選に際して大幅にリニューアルされたWebサイト。
家入一真(いえいりかずま)東京都知事選立候補者

ニコ生で行われた都知事選出馬記者会見生中継がアーカイブされたYoutube動画。
【全録】家入一真氏《都知事選出馬へ》 記者会見 生中継 2014年1月22日14:30~

動画書き起こしサイト「ログミー」に全文書き起こしが掲載。
【超速報】家入一真氏の都知事選出馬記者会見を全文書き起こし「選挙や政治をうまくハッキングしたい」

クラウドファンディング「ShootingStar」内のプロジェクトとして支援を呼びかけ。
※目標資金は達成されていますが、引き続き1月31日の16時まで支援する事は可能。
【日本初】クラウドファンディングで選挙に立候補!ぼくらの力で政治の常識をひっくり返そう!!

twitterでリアルタイムに近況をお知らせ。
家入一真twitterアカウント

非公式に応援アカウントも登場。
『家入一真』都知事選応援アカウント

Facebookでも定期的に近況をお知らせ。
家入一真 Facebook

Facebookグループで「家入一真を支援する会」も発足。
Facebookグループ「家入一真を支援する会」

twitterではハッシュタグ #家入ボランティア でボランティア活動を募集。
活動は細分化され #家入ポスター貼ってるってよ で、実際にポスター貼りの状況を公開。

その他、Webサイトには様々な政策に合わせてハッシュタグが設定、状況によって更に細分化されたハッシュタグをどんどん準備。
そして、それらのtogetterまとめも登場。
Sheepnoyounaさんによる各ハッシュタグのtogetterまとめ

集まった意見はGoogleスプレッドシートにまとめられ、その状況はリアルタイムにWebサイトで閲覧可能。家入キャンプ開幕式の最中にも、スタッフがデータをまとめられていました。
「#ぼくらの政策」ツイート_まとめ

自発的に #家入ウグイス嬢 という家入さんを応援するウグイス嬢のつぶやきをまとめるハッシュタグも登場。騒音ゼロですが、家入さんはリア充感に若干照れ笑い。
それらは、NAVERまとめにてまとめられています。
【都知事選】#家入ウグイス嬢 総選挙 画像まとめ

街頭で大声で話す事はやりたくないという家入さん自身も、ツイキャスで街頭演説。
「街頭演説」というよりは、自分の思っている事を話すのではなく皆の意見を聴いて皆でまとめていく双方向な流れ。今後は時間を決めて定期的にやっていくそうです。
家入かずま 都知事選 街頭ツイキャス

この日開かれた家入キャンプは、ヒマナイヌさんによってユーストリームで24時間映像が配信されています。
家入キャンプ:家入かずま選挙事務所

著名人の方々からも応援メッセージが…NAVERまとめに。
家入一真の都知事選応援団が豪華!著名人の応援コメント、期待する声のまとめ

ここまでネットを使い倒し、さらに周りもネットを活用して盛り上がっているおかげか、この日家入キャンプに集まった方々は20代から家入さんと同世代の30代の方々の姿が多かったように思います。

この日家入さんが仰っていた事で印象的だったのは
政治を今回詳しく教えてもらって楽しいので、みんなで一緒に楽しく政策を作っていこう。自分に投票しなくてもいいから…してくれたら嬉しいけど、投票には行こう。
といった、若者にも選挙に興味を持って参加してもらいたいという内容。自分も改めて都知事選について興味を持ちました。

本日1月29日には、代官山で行われる「せんきょCAMP」にて、都知事選候補者の細川護熙さんと家入さんが登壇。19時~22時(予定)。お二人の対談があるかは不明。
詳しくは下記をご覧ください。
せんきょCAMP【東京】FESTIVAL

ユーストリーム生配信もあるようなので、これを機に各候補について詳しく知って、自分自身も2月9日までにどなたに投票するかじっくり考えたいと思います。

今回のお話を聴いて思い出した本。

家入さんの著書の中でもおすすめ。福岡でのペパボ創業から上場までのお話。


Podcast「純喫茶エピソード」100回を記念して愛聴者の会と収録に参加してきました

こんばんは。林田(@fsharpMusic)です。

先日「純喫茶エピソード」の100回配信を記念して、パーソナリティー3名とリスナー5名の計8名でお食事、そしてその後に行われた収録に参加させていただきました。
「純喫茶エピソード」とは、毎週日曜深夜に配信されているPodcast。Web関連のお仕事に携わられているクレマ(@crema)さん、ネコゼ(@necoze)さん、カネダ(@k_yoshiaki324)さんの3名が、毎週様々なテーマについてまったりと話されています。

クレマさんとは2年ほど前のCSS Nite、ネコゼさんとはちょうど1年ほど前のWorld IA Dayでお会いしたのが初対面。
カネダさんとは以前からお会いしてたはずなのですが、何故か記憶が…(恐らくCSS Nite)
ただ、昨年末のCSS Niteとディレクター大忘年祭で連日ご一緒して飲んでいたので、最近しばしばお見かけしている印象でした。

そんなバラバラにお会いしてきた御三方でしたので、揃ってお会いできたのは実はこの日が初めて。
他のリスナーの方は、以前何度かお会いした事があったり、どこかしらでつながっていたりな方々が多かったので、予想以上に自然な盛り上がりをみせたように思います。

純喫茶エピソード100回「愛聴者の会」@月世界

渋谷の「月世界」という野菜を使った料理が非常に美味しいお店にていろいろとお話させていただいたのですが、これまで聴く事のなかったような、御三方が「純喫茶エピソード」を始めたきっかけとかも知る事ができて良かったです。
当時のクレマさんとネコゼさんが意気投合したタイミングと、カネダさんとの出会いは、まるでバンド結成のようなエピソードだったなと、ただただ個人的に思うのでありました。

その後に、カラオケ店にて「純喫茶エピソード」の収録。本日深夜にさっそくその模様が配信されています。
下記のリンク先でも補足されていますが、食事の際にバスタオルについての話で盛り上がっていたので、その流れを受けての収録となっています。
身近で観ていて思ったのは、クレマさんが指揮を取り、ネコゼさんと共に話を進める感じて、その間のバランスをとるカネダさんといった印象。

パーソナリティー3名とリスナー5名の計8名による収録は一体どのようになったのか…興味ある方は是非お聞きください。

この収録後、放送に乗らなくて良かった内容でツイキャスも流されまして、貴重で楽しい時間となりました。ありがとうございました!


もしも「どこでもドア」が発明されたら、タクシーや電車や飛行機はどうなるのか

本日見ていた気になる記事。
フランスでタクシー運転手らが「Uber」車を襲撃

これは新たな課税と「Uber」などの企業による新手の競合サービスに対しての、タクシー運転手の抗議のひとつとの事。
ちなみに「Uber」とはスマートフォンアプリを使って迅速に車を呼べる便利なサービスです。

襲撃にも驚きましたが、その他に驚いたのは下記のような規則。

タクシー業界のロビイストは12月、Uberのようなサービスに対し、実際に乗客をピックアップするまでに最低15分間の待ち時間を課す規則を設けることで大きな勝利を得た。この規則は、同国で1月1日から施行されている。

利用者が迅速に車を呼べるのはフランスのタクシー運転手にとっては都合が悪いので、規則で最低15分間利用者に待たせるという…利用者の利便性は無視された内容となっています。
ちなみに、日本で六本木限定で提供されているUberのサービスにおいては、タクシー会社と提携した車だそうです(2013年11月の時点では)※参考記事はこちら

自分達のサービスの向上でも変更でも新サービスとの協力でもなく、自分達は既存のまま便利な新サービスへの制限を規則で設ける。これは正しいのでしょうか。

もしも「どこでもドア」が発明されたら

極端ですが、もしも「どこでもドア」が発明されたら、タクシー会社だけでなく鉄道会社や航空会社はどうなるでしょうか。

「法律で禁止すべきだ!」という人がいるかもしれませんし、どこでもドアを使うためには申請させて、長い時間待たせるようなシステムにするかもしれません。

そこで生き残るためには本来は何をすべきなのか。
目的地に着くという「目的」は一緒なのですから、そこに辿り着くまでの「過程」を楽しませるようになるとか…いろいろ想像できるかもしれません。
観光地で時間がかかるのに人力車を使う、世界を巡るのに時間がかかるけど豪華客船を使うという事もありますし。それらは目的地に着く事が目的であったとしても、楽しみの主体は移動の過程の方となっています。

ただ、本当に存在価値が無くなってしまった物は、無くなってしまうのでしょう。

逆に、どこかのタクシー会社や鉄道会社や航空会社が「どこでもドア」を発明、もしくは研究に協力して推進すれば、そこは生き残れるのかも。

次の時代に何を価値にできるのか

デジタル音源が普及してもCDが売れる場合があります。
CD自体に音源以外の価値を持たせたり、CDを手にするまでの過程に価値を持たせたり、その方法は様々。
電子書籍が普及しだしてくると、今後は書籍において同じ様な方向に向かうかもしれません。

馬車の時代に自動車が普及しだした頃、馬具メーカーだったエルメスが鞄や財布などの皮革製品に軸足を移したように、元々の技術を他に活かすとか。
フィルムカメラからデジカメへ以降する時代に、フィルムメーカーがフィルム以外の他の記録メディアを扱いだしたように目的へのアプローチを変えるとか。

「どこでもドア」は極端ですが、似たような事は結構身近に起こりうるかも。

上記の過去の事例を鑑みて、もしも自分が現在お金にしている仕事の価値が無くなりそうな時に考えておきたいは次の3つ

  • 今の価値を別の角度から違った価値へ変換できないか…人力車・豪華客船の例
  • 今の価値を別の価値へ流用できないか…エルメスの例
  • 今後置きかえられる価値へ移る事はできないか…フィルムから他の記録メディアへ移行する例

今後何が起こったとしても、次の時代にしっかり合わせられるように準備はしておきたいと思います。