自由に生きるという事

先週行ってまいりました。こちら…

自由に生きるという事

08/21(火)Samurai Startup Islandにて
海賊スタイル”Liverty”が目指す次世代の働き方~自由に生きろ!新しい働き方の提案~
登壇者:家入一真さん 神谷アントニオさん 板橋聡さん ユリコカイさん 両角将太さん

自由に活動するLivertyらしいというか、アジェンダはあったものの、登壇者の皆さまは結構自由に発言されていたと思います。
でも、Livertyの皆さんの考え方は、自分自身が昔から持っていた考えと重なる所が多かったです。

Livertyとは

会社や学校とは関係無く、その外で自由にチームを組んで活動している。
一部で話題になった「顔面広告」や「ぼくのおつかい」、炎上騒ぎが起きた「studygift」等のサービスをリリース。Livertyはこちら

やりたいサービスがあって、それができる人達で自由にチームを創る。
参加しているメンバーがお互いメリットを感じて、信用と信頼でつながっているのであればそれで良い。
雇用関係もなければ年功序列でもなく(年長者のアドバイスが必要な事もあるけど)そのサービスに対して納得感がある意見を持っている人が、自然とそのサービスの中心となる。

当日の話を簡単にまとめると上記のような方達なのですが、
自分もひとつの会社に依存していく危険性と、自分のやりたい事を試せない閉塞感を感じる事も多いので、こういった考え方には共感しています。
フリーでいろいろやるという方法もあるだろうし、会社に所属しながらでも、外部にもやりたい事を一緒にやれる仲間が居るというのは大切な事ですよね。

バズるサービスを生み出すには?

って、家入さんは良く聞かれるらしいのですが、
バズらせようとは思ってやる訳では無い。
創った物が人の心を揺さぶった時に拡散されていく。
という、家入さんの答えに納得しました。

「流行だから」「バズるから」という安易な発想だけでサービスを創るのではなく、「自分がそれをやるべきなんだ」というストーリーをきちんと持ってサービスを創る。
それが人の心を揺さぶる事につながる。

詳しくは、この日サービスの紹介があったU-NOTE -ソーシャルノート-や、トゥギャッターにまとめています。トゥギャッターはエントリの最後に。

自由に生きるという事

当日のお話からは少し脱線するかもしれませんが…
終身雇用や年功序列とか、戦後数十年だけの高度成長期の時代の考え方をひきずっているのは危険だなと感じています。

「若者はすぐ辞める」とか「正社員になれ」とか仰られる年長者の方もいらっしゃいますが、それが将来につながるのである場合はそれで良いです。
ただし、将来性がなければ早くやめて次に行った方がいいし、やりたくない事を続けて将来何も残らないよりかは、自分が続けたい道を目指す方が大切だと思います。

もちろんその考えが正しいとも言えませんし、考え方は人それぞれ。
結局は自分が進むべき道は自分の意思に従うべきだなと。
「我慢して続けていれば乗り越えられる」「正社員だから安心だ」といってひとつの会社に依存した後、いざ放りだされた時に「これからどうすればいいんですか?」とならないように。

戦時中に生まれた人にはその生き方が
高度成長期に生まれた人にはその生き方が
それぞれの時代に生まれた人達にそれぞれの生き方があるんだから、
今の時代に生きている人は、今の時代にあった生き方を選択すべき。後悔しないように自由に。

この日は好いお話が聴けて有意義な時間でした。
31日金曜日の夜にはLiverty Night #001も開催されますし、9月2日の夜には家入さんがJ-Waveに出演されるとの事です。とりあえず詳細はこちら

当日のトゥギャッターです。


福岡市に8つめの区が誕生。初代区長は篠田麻里子さん。

本日8月29日、福岡市に8つめの区として「カワイイ区」が誕生しました。

もちろんこれは空想上の区ではありますが、「福岡の女性はカワイイ」という声も多く聞かれる福岡市の面白い取り組みとなり、初日から注目を集めています。

初代区長には95%がカワイイで出来ているという篠田麻里子さん(AKB48)。

福岡市役所のトップページ右上のバナーにも、堂々と篠田区長による「カワイイ区」のバナーが置かれていてつい目がいってしまいますね。。

福岡市に住んでいなくても区民になれるとの事。Facebookページもありますので、早速チェックして今後の福岡市カワイイ区の情報を待ってみてはいかがでしょうか。

先日の公式Tumblrの件といい、福岡市の取り組みは興味深いですね。
カワイイ区のtwitterアカウントのフォロアー数は本日23時30分の時点で2600人を超えています。
一方カワイイ区のtwitterアカウントがフォローしているのは篠田区長のみ。高島市長はフォローしとらんとね…

そんな高島市長の想いはこちら
今後の福岡市カワイイ区の動向に注目です。
福岡市カワイイ区ホームページ


福岡市のソーシャルメディア活用~福岡市が公式Tumblrアカウント開設

福岡天神の街並み(提供:福岡市)

福岡天神の街並み(提供:福岡市)


YouTubeやニコニコ動画、Twitter、Google+、Pinterest…等々、さまざまなWebサービスを活用して情報発信を行っている福岡市がTumblrを開始したとの事。

福岡市が公式Tumblrアカウント開設、日本の自治体で初

自分から情報発信しなければ気づいてもらえない事は多いですから、どれだけ市民とタッチポイントの機会を多く持つかという所は重要です。
インターネットユーザーが使っているサービスは様々です。福岡市の方から積極的に各サービスを展開していく動きは参考になると思います。
各サービスを「どう使うのか」は個人や企業次第の所がありますが、どちらかというと「誰と使うのか」が大切だったりしますからね。

福岡チャンネル(Tumblr)

福岡チャンネル(各Webサービス一覧)

以前、地方の引出しと方言の魅力 というエントリーを書きましたが、方言のコンテンツとかは魅力的なんじゃないかなと個人的に思います。


廃校の活用例

先日、2014年に廃校となる福岡の大名小学校を活用するプロジェクトの事を書きましたが、イケダハヤトさんのブログでも廃校を活用した興味深い取り組みが取り上げられていました。

元小学校の図書館にブックカフェを立ち上げ!「本による場作り」を学べる連続講座

そこで気になって、廃校の活用について調べてみたのですが、自分が知っている秋葉原の3331やデジタルハリウッド大学の八王子制作スタジオはほんの一握りで、その他にもたくさんの活用事例があるものなんですね。

廃校リニューアル50選:文部科学省

まちむら交流きこう | 廃校活用ポータルサイト

本当にたくさんの活用事例があります…廃校が増えるのは寂しい事ですが、それをそのままで終わらせないで、地域に密着した活動の拠点として活用する事例をまず学んでみようと思います。


大名小学校と福岡の未来~KEYS FOR KEYプロジェクト

先日初めて知ったのですが、福岡の中央区大名にある大名小学校が2014年に廃校になるとの事。

天神や大名を歩いたりしているとよく見かけていた大名小学校。
「こんな市街地に小学校なんてあるんだなぁ」という印象だったのですが、気になって調べたら福岡市内では最古の小学校だったんですね。

そんな歴史ある小学校が廃校になるという事で、市民参加型のプロジェクトが始まっています。

KEYS FOR KEYプロジェクト。2014年、大名小廃校。その未来は福岡の未来を変えると思う。

KEYS FOR KEY 〜 大名小プロジェクト 〜

KEYS FOR KEY 〜 大名小プロジェクト 〜より引用

活動の一部としては、使わなくなったカギを集めて市民の意思の形として福岡市役所に届け、福岡出身または在住のアーティストにより作品にする。
その他に保存・活用が決まった後の学校の活用アイデアを募集、大名地区に暮らす人々の暮らしや地域の歴史を知るワークショップ・イベントへの参加も募られています。

また、Facebookページもあるので、少しでも興味のある方はまずいいねを押してみるのも良いかもしれません。

使わなくなった学校の利用としては、秋葉原のアーツ千代田 3331(旧練成中学校)や、八王子のデジタルハリウッド大学八王子制作スタジオ(旧三本松小学校)等のような活用が参考になるかも。

市街地にある歴史ある建物ですから、どう活用するべきなのか、福岡市民でない自分もつい考えてしまいます。引き続き今後の動きを見て行こうと思います。