本来やるべき事・本質をきちんと捉える事

大晦日、今年も残り2時間となりました。

今年はWebSig1日学校に参加した事、そしてソーシャルシフトに本当に少しだけですが関わらせていただいた事が新たな経験で印象的な出来事でした。
また、昨年に引き続き、CSS NiteやWebUXの皆さまにも大変お世話になりました。Web制作をベースに、ソーシャル関連やUX関連についても少しずつ吸収できたと思います。

ただ、本業の方が大変忙しくなった事もあり、本当に少しずつしか前進できなかった事が心残りでした。
仕事が原因で前進できないのは本末転倒なので、来年は本当に大切な事を見極めて行動していこうと思います。

全体的に感じた事は、Web制作だけに関わらず、自分達が関わるべきもっといろいろとたくさんの事に対して俯瞰的に見ていかないといけない事。
そして、技術的にいろいろ新しい物が出てきたとしても、人間が取る行動は昔から変わっていないのだから、最新技術や手法に惑わされず、本来やるべき事・本質をきちんと捉える事が大切だと誰しもから教えられた一年でした。

2012年に経験した事をまだ充分に吸収しきれてないまま、実行もできないまま大晦日を迎えてしまいましたが…
今年の想いを持って引き続き来年も邁進してまいります。

今年関わった皆さん本当にありがとうございました。


もう非リアとは言わせない!?iPhoneアプリ「全国告白白書」に追加されたパックとは?

「全国告白白書」とは
全国様々な所で実際に声をかけて収録した、女子高生や社会人男性による美女・イケメン達の愛の告白を体験可能な無料iPhoneアプリ。
音声にフォーカスしたユニークなアプリだと思います。特に全国各地の方言による告白は魅力的ですね。

以前リリース前に開発者の方とお会いする機会があったのですが、実際に全国を廻って収録するのは大変ではあるものの、各地方の方言の魅力についてお話されていて、以前から地元九州の方言に愛着のある自分としても共感してしまいました。

先日のアップデートではさらに「各大学のミス・ミスターコン出場者による愛の告白」を掲載。

iPhoneアプリ「全国告白白書」

そして今回、クリスマスを前にして追加されたのは「クリスマス・デートストーリーパック」。
新しい展開をみせる「全国告白白書」…これを聴いてリア充気分を味わうか、逆に寂しくなるかはあなた次第です。

プレスリリース詳細はこちら
もう非リアとは言わせない!世界で一番胸キュンなアプリ全国告白白書に「クリスマス・デートストーリーパック」追加!


画面にタッチして反応が無いのは故障?CSS Nite Shift6に参加して感じた「先入観」

先日12月15日(土)CSS Nite LP, Disk 25:Webデザイン行く年来る年(Shift6)に参加してきました。

CSS Nite LP, Disk 25

各詳細はフォローアップが出てから、年末年始のお休みでまとめられればと思います。その前にひとつ感じた事。自分が捨てるべき「先入観」について。

長谷川恭久さんの基調講演で話されていた、ここ数年の「写真を撮る」という行為自体の再定義。
一昔前なら、ごついカメラで写真を撮って、町のカメラ屋や写真館で現像してもらい、アルバムに収めて皆で見ると行為。それが、スマホで撮って、ネットで上げて、みんなで共有という行為に再定義されている。

PC周りにおいては、ここ数年OSではWindowsからAppleやAndroidへのシェアの割合の変化、デバイスではPCからスマホ、タブレットへのシェアの割合の変化が起こった。
デスクトップPCでマウスを駆使しながら制作を行っている現在のWeb制作者たちの環境も、普通の人達がWebを使う環境とは離れてしまっている中、「Web制作」自体も再定義が必要とおっしゃってました。
結構デスクトップPCでマウスを使ってWebを見るという「先入観」は危険なものですね。

この後、マイクロソフトの春日井良隆さんによるWindows8で登場したモダンUIのお話や、原一浩さん・矢野りんさん・坂本邦夫さんがデザイントレンドの中で、モダンUI風デザインについて言及。
あのフラットなデザインだと、クリックできると思ったのに意外にクリックできないとか、見出しとボタンの使い方とかのデザインにまだまだ気を使いそうです。ドロップシャドウが入っていればボタンと分かるんですけど…ここでもこれまでの「先入観」を捨てる必要があるのかなと。

春日井さんの発表の中では、30年前にマウスが登場した時に起こった批判的なコメントを見る事ができました。
今では当たり前のように使っているマウスですが、キーボードでPCを操作していた時代にマウスが登場した当初は、こういったデバイスが使えるのか?みたいな批判的な意見があったようです。これには結構驚きました。

矢野りんさんのお子さんが、テレビをもタッチして操作しようとしているというお話を聴くと、これからはタッチできないディスプレイはディスプレイでは無いという時代も案外早くやってくるのかも。
タッチして操作するデバイスは元々ATMとか幅広い所で使われていますし、PC画面でタッチ操作できないというのは、PCを使わない人にとっては意外なのかもしれません。
スマホやタブレットに慣れた小さい子や、PCを使わない高齢者にとっては、PC画面にタッチして反応が無いのは故障と思われても仕方ないのかもしれませんね。

デスクトップPCとマウス。そういった環境自体が実はいずれ特殊な環境になっていくのかも…?
デスクトップPCの前でマウスを使って日々Web制作をしている自分も、いろいろな「先入観」を捨てる必要があるな、と感じた一日だったと思います。