ネットを使い倒す!都知事選候補者 家入一真さんの家入キャンプ開幕式に行ってきました

おはようございます、林田(@fsharpMusic)です。
1月28日(火)都知事選候補者 家入一真さんの事務所開き…家入キャンプ開幕式に行ってまいりました。

家入キャンプ開幕式

家入さんといえば、株式会社paperboy&co.(略してペパボ、4月よりGMOペパボ株式会社に商号変更予定)の創業者。
自分自身、福岡に住んでいた頃から自分のサイトを置く場所としてペパボのサービスは使っていて、まさに自分の居場所を作ってくれた所とも言えます。
他社でも同様のサービスはありましたが、ペパボのサービスはリーズナブルでしたし、地元九州の企業でしたし。
また、当時福岡のエルガーラで行われていたD2Kというイベントで講演されていた社長(当時)の家入さんの人柄にどこか不思議さを覚えていた事も、理由としてあります。

時は流れて最近では、若者の駆け込み寺的なシェアハウス「リバ邸」を立ちあげたり…と、若者のリアルな居場所を作っている家入さん。
まさか、都知事選に立候補している家入さんを拝見する機会が来るとは思いませんでしたが、せっかくなのでこの目で実際に真意を確かめるべく足を運んでみました。

詳細はツイキャスにあがっていますので、下記をご覧ください。
家入かずま選挙オフィス開幕式

大まかに感じた事は以下の3点

  • 家入さん自身がまだ政治が分からないので、周りに各専門の有能な方々が集まってくる。
  • 家入さんの人柄からか、お手伝いしてくれるボランティアスタッフも集まってくる。
  • 政策はまだ固まっていないが、みなさんの声を集めてそれらを家入さん達がまとめる。

今回はそれ以上に、家入さんの選挙の進め方をしっかり知る事で、職業柄その活動内容についてますます興味を持ちました。
なので昨晩帰宅後に、家入さん達がどのようにネットを活用しているのか、またその周りでどれだけネットで盛り上がっているのか一旦洗い出してみました。

まず今回の都知事選に際して大幅にリニューアルされたWebサイト。
家入一真(いえいりかずま)東京都知事選立候補者

ニコ生で行われた都知事選出馬記者会見生中継がアーカイブされたYoutube動画。
【全録】家入一真氏《都知事選出馬へ》 記者会見 生中継 2014年1月22日14:30~

動画書き起こしサイト「ログミー」に全文書き起こしが掲載。
【超速報】家入一真氏の都知事選出馬記者会見を全文書き起こし「選挙や政治をうまくハッキングしたい」

クラウドファンディング「ShootingStar」内のプロジェクトとして支援を呼びかけ。
※目標資金は達成されていますが、引き続き1月31日の16時まで支援する事は可能。
【日本初】クラウドファンディングで選挙に立候補!ぼくらの力で政治の常識をひっくり返そう!!

twitterでリアルタイムに近況をお知らせ。
家入一真twitterアカウント

非公式に応援アカウントも登場。
『家入一真』都知事選応援アカウント

Facebookでも定期的に近況をお知らせ。
家入一真 Facebook

Facebookグループで「家入一真を支援する会」も発足。
Facebookグループ「家入一真を支援する会」

twitterではハッシュタグ #家入ボランティア でボランティア活動を募集。
活動は細分化され #家入ポスター貼ってるってよ で、実際にポスター貼りの状況を公開。

その他、Webサイトには様々な政策に合わせてハッシュタグが設定、状況によって更に細分化されたハッシュタグをどんどん準備。
そして、それらのtogetterまとめも登場。
Sheepnoyounaさんによる各ハッシュタグのtogetterまとめ

集まった意見はGoogleスプレッドシートにまとめられ、その状況はリアルタイムにWebサイトで閲覧可能。家入キャンプ開幕式の最中にも、スタッフがデータをまとめられていました。
「#ぼくらの政策」ツイート_まとめ

自発的に #家入ウグイス嬢 という家入さんを応援するウグイス嬢のつぶやきをまとめるハッシュタグも登場。騒音ゼロですが、家入さんはリア充感に若干照れ笑い。
それらは、NAVERまとめにてまとめられています。
【都知事選】#家入ウグイス嬢 総選挙 画像まとめ

街頭で大声で話す事はやりたくないという家入さん自身も、ツイキャスで街頭演説。
「街頭演説」というよりは、自分の思っている事を話すのではなく皆の意見を聴いて皆でまとめていく双方向な流れ。今後は時間を決めて定期的にやっていくそうです。
家入かずま 都知事選 街頭ツイキャス

この日開かれた家入キャンプは、ヒマナイヌさんによってユーストリームで24時間映像が配信されています。
家入キャンプ:家入かずま選挙事務所

著名人の方々からも応援メッセージが…NAVERまとめに。
家入一真の都知事選応援団が豪華!著名人の応援コメント、期待する声のまとめ

ここまでネットを使い倒し、さらに周りもネットを活用して盛り上がっているおかげか、この日家入キャンプに集まった方々は20代から家入さんと同世代の30代の方々の姿が多かったように思います。

この日家入さんが仰っていた事で印象的だったのは
政治を今回詳しく教えてもらって楽しいので、みんなで一緒に楽しく政策を作っていこう。自分に投票しなくてもいいから…してくれたら嬉しいけど、投票には行こう。
といった、若者にも選挙に興味を持って参加してもらいたいという内容。自分も改めて都知事選について興味を持ちました。

本日1月29日には、代官山で行われる「せんきょCAMP」にて、都知事選候補者の細川護熙さんと家入さんが登壇。19時~22時(予定)。お二人の対談があるかは不明。
詳しくは下記をご覧ください。
せんきょCAMP【東京】FESTIVAL

ユーストリーム生配信もあるようなので、これを機に各候補について詳しく知って、自分自身も2月9日までにどなたに投票するかじっくり考えたいと思います。

今回のお話を聴いて思い出した本。

家入さんの著書の中でもおすすめ。福岡でのペパボ創業から上場までのお話。


Podcast「純喫茶エピソード」100回を記念して愛聴者の会と収録に参加してきました

こんばんは。林田(@fsharpMusic)です。

先日「純喫茶エピソード」の100回配信を記念して、パーソナリティー3名とリスナー5名の計8名でお食事、そしてその後に行われた収録に参加させていただきました。
「純喫茶エピソード」とは、毎週日曜深夜に配信されているPodcast。Web関連のお仕事に携わられているクレマ(@crema)さん、ネコゼ(@necoze)さん、カネダ(@k_yoshiaki324)さんの3名が、毎週様々なテーマについてまったりと話されています。

クレマさんとは2年ほど前のCSS Nite、ネコゼさんとはちょうど1年ほど前のWorld IA Dayでお会いしたのが初対面。
カネダさんとは以前からお会いしてたはずなのですが、何故か記憶が…(恐らくCSS Nite)
ただ、昨年末のCSS Niteとディレクター大忘年祭で連日ご一緒して飲んでいたので、最近しばしばお見かけしている印象でした。

そんなバラバラにお会いしてきた御三方でしたので、揃ってお会いできたのは実はこの日が初めて。
他のリスナーの方は、以前何度かお会いした事があったり、どこかしらでつながっていたりな方々が多かったので、予想以上に自然な盛り上がりをみせたように思います。

純喫茶エピソード100回「愛聴者の会」@月世界

渋谷の「月世界」という野菜を使った料理が非常に美味しいお店にていろいろとお話させていただいたのですが、これまで聴く事のなかったような、御三方が「純喫茶エピソード」を始めたきっかけとかも知る事ができて良かったです。
当時のクレマさんとネコゼさんが意気投合したタイミングと、カネダさんとの出会いは、まるでバンド結成のようなエピソードだったなと、ただただ個人的に思うのでありました。

その後に、カラオケ店にて「純喫茶エピソード」の収録。本日深夜にさっそくその模様が配信されています。
下記のリンク先でも補足されていますが、食事の際にバスタオルについての話で盛り上がっていたので、その流れを受けての収録となっています。
身近で観ていて思ったのは、クレマさんが指揮を取り、ネコゼさんと共に話を進める感じて、その間のバランスをとるカネダさんといった印象。

パーソナリティー3名とリスナー5名の計8名による収録は一体どのようになったのか…興味ある方は是非お聞きください。

この収録後、放送に乗らなくて良かった内容でツイキャスも流されまして、貴重で楽しい時間となりました。ありがとうございました!


もしも「どこでもドア」が発明されたら、タクシーや電車や飛行機はどうなるのか

本日見ていた気になる記事。
フランスでタクシー運転手らが「Uber」車を襲撃

これは新たな課税と「Uber」などの企業による新手の競合サービスに対しての、タクシー運転手の抗議のひとつとの事。
ちなみに「Uber」とはスマートフォンアプリを使って迅速に車を呼べる便利なサービスです。

襲撃にも驚きましたが、その他に驚いたのは下記のような規則。

タクシー業界のロビイストは12月、Uberのようなサービスに対し、実際に乗客をピックアップするまでに最低15分間の待ち時間を課す規則を設けることで大きな勝利を得た。この規則は、同国で1月1日から施行されている。

利用者が迅速に車を呼べるのはフランスのタクシー運転手にとっては都合が悪いので、規則で最低15分間利用者に待たせるという…利用者の利便性は無視された内容となっています。
ちなみに、日本で六本木限定で提供されているUberのサービスにおいては、タクシー会社と提携した車だそうです(2013年11月の時点では)※参考記事はこちら

自分達のサービスの向上でも変更でも新サービスとの協力でもなく、自分達は既存のまま便利な新サービスへの制限を規則で設ける。これは正しいのでしょうか。

もしも「どこでもドア」が発明されたら

極端ですが、もしも「どこでもドア」が発明されたら、タクシー会社だけでなく鉄道会社や航空会社はどうなるでしょうか。

「法律で禁止すべきだ!」という人がいるかもしれませんし、どこでもドアを使うためには申請させて、長い時間待たせるようなシステムにするかもしれません。

そこで生き残るためには本来は何をすべきなのか。
目的地に着くという「目的」は一緒なのですから、そこに辿り着くまでの「過程」を楽しませるようになるとか…いろいろ想像できるかもしれません。
観光地で時間がかかるのに人力車を使う、世界を巡るのに時間がかかるけど豪華客船を使うという事もありますし。それらは目的地に着く事が目的であったとしても、楽しみの主体は移動の過程の方となっています。

ただ、本当に存在価値が無くなってしまった物は、無くなってしまうのでしょう。

逆に、どこかのタクシー会社や鉄道会社や航空会社が「どこでもドア」を発明、もしくは研究に協力して推進すれば、そこは生き残れるのかも。

次の時代に何を価値にできるのか

デジタル音源が普及してもCDが売れる場合があります。
CD自体に音源以外の価値を持たせたり、CDを手にするまでの過程に価値を持たせたり、その方法は様々。
電子書籍が普及しだしてくると、今後は書籍において同じ様な方向に向かうかもしれません。

馬車の時代に自動車が普及しだした頃、馬具メーカーだったエルメスが鞄や財布などの皮革製品に軸足を移したように、元々の技術を他に活かすとか。
フィルムカメラからデジカメへ以降する時代に、フィルムメーカーがフィルム以外の他の記録メディアを扱いだしたように目的へのアプローチを変えるとか。

「どこでもドア」は極端ですが、似たような事は結構身近に起こりうるかも。

上記の過去の事例を鑑みて、もしも自分が現在お金にしている仕事の価値が無くなりそうな時に考えておきたいは次の3つ

  • 今の価値を別の角度から違った価値へ変換できないか…人力車・豪華客船の例
  • 今の価値を別の価値へ流用できないか…エルメスの例
  • 今後置きかえられる価値へ移る事はできないか…フィルムから他の記録メディアへ移行する例

今後何が起こったとしても、次の時代にしっかり合わせられるように準備はしておきたいと思います。


ソラトニワ原宿「ドロップアウト by Liverty」若者の政治参加のきっかけをどう作るのか

1月12日(日)はソラトニワFM原宿にて、今年最初の「ドロップアウト by Liverty」

ソラトニワ原宿「ドロップアウト by Liverty」
DJ:安倍宏行さん アシスタントDJ:しんみはるなさん
ゲスト:水野友貴さん、青木大和さん

ちょうど渋谷に居たため、原宿まで足を延ばしてソラトニワに寄ってみた所、急遽出演しコメントさせていただきました。

我孫子市議水野友貴さんと、「僕らの一歩が日本を変える。」代表で学生の青木大和さんによる若者の政治参加についてのお話。
最初見た時は、DJの安倍さんしんみさんの前にはカジュアルな若者がふたり…我孫子市議の水野さんが意外と若い女性でびっくりしました。

水野さんによると、今後はSNSも活用していきたいとの事。
政治家という肩書だけだといかにも堅牢な人間のように思われるそうですが、普段の情報を発信する事で、あくまでひとりの普通の人間として接してほしいという思いがあるようです。
そういった活動は、若者とのつながりとなって、政治をより身近に感じさせるのではないかと思います。

自分自身「ドロップアウト」にお話を聴きに来たのは、家入一真さんと高木新平さんがやっていた頃と、キングコング西野さんがふらりと立ち寄った昨年末最後の放送と、今回で3回目。
内容は真面目なネタから、書けないようなネタまで様々ですが、相変わらずアットホームな雰囲気で良いですね。
果たしてこれからどんな展開を迎えるのか?相変わらず先が読めない「ドロップアウト」ですが、またふらりと立ち寄ってみようと思います。

この日実際に参加してコメントしてみると、今までは観覧やPCの前で聴いていただけで、ただ傍観しているだけだったなと反省です。
とても貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。

 
■関連記事 ※2014年1月14日追記
水野ゆうき『「僕らの一歩が日本を変える。」代表青木大和君とラジオ出演。』


2014年は動画コンテンツの活用に注目!ディレクターだらけの大忘年祭2013に行ってきた。

昨年末のお話となりますが、12月15日(日)に、日本ディレクション協会さんが主催された「ディレクターだらけの大忘年祭2013」に行ってまいりました。

ディレクターだらけの大忘年祭 2013

ディレクターを中心にWeb制作に関わる方々があつまっての忘年祭。
みんなでお酒とつまみを食べながら、前方では豪華ゲスト陣によるトークセッションが行われるという内容でした。

トークセッションのゲストは…
株式会社LIGの取締役副社長 吉原ゴウ氏。
東洋経済オンラインの佐々木紀彦 編集長。
株式会社プレスラボ代表取締役 梅田カズヒコ氏。
Webディレクターズマニュアルの中村健太さんは体調不良のため残念ながら欠席…

以下、後ろでお酒を飲みながらお話しつつ、ざっくりと拝聴させていただきました(スイマセン)

ビジョンを共有する事が大切

即戦力な男・菊池良、秒速で結婚した紳さんのBlog記事で話題をまきおこしたLIGの吉原ゴウさんが仰っていた事が印象的でした。

何をやるべきか、ビジョンを大切に。それぞれが別々に行動してもゴールが一緒であれば良い。
ただ、人数が増えてくると難しくなるので、それぞれのチームでリーダーがビジョンを共有する事が大切。

以前働いていた職場でビジョンの共有をやたらと大切にしていた所があったのですが、自分自身そこを離れて、初めてそのビジョンを共有する大切さを実感する経験をいたしましたので、この日ゴウさんが仰っていた事に大変共感し、そこがリーダーもしくはディレクターの役割なんだろうと思いました。

2014年に向けてWeb業界は今後どうなっていくのか

皆さんのご意見としては

  • twitterやFacebookによってますます個人がフォーカスされる時代へ
  • CtoCと決済…決済が簡単になるとWebでのCtoCが活性化する
  • O2O…Webからどうリアルにつながっていくか
  • 動画

特に動画に関しては皆さん仰っていたみたいで、広告主からの声も多いとの事。
ただ需要があっても、あとは面白い動画コンテンツを作れるのかという所が重要になると仰っていました。

そんな中、今後は映画やテレビを経験した人がディレクターになるのが面白いのではないかとのお話。
ゴウさんは「今度LIGがドラマになるけど、みんな経験した事が無かったから実際に携わってみてみて勉強になった」
テレビ局からこういった話がくるという事で、テレビ局の方からすればWebの方が分からないので任せたいという気持ちもあるようです。

そんなテレビとWebのコラボが実現した「世界一即戦力な男」楽しみですね。

ディレクターだらけを体感してみて

この日、このようなお話を聴きながら、後ろでいろいろな方々とお話していましたが、そもそもWebディレクターっていろんな道を通ってきた人達がいますよね。
デザイナーだったり、コーダーだったり、企画職からだったり、その他の職種だったり、元々ディレクションを専門にやってきた方だったり。

ともすれば孤独にディレクションに頭を悩ます事になりかねない訳ですが…
本日のトークセッションを聴き、いろいろなディレクターの皆さんとお話してみて、いろんな道を経てきたディレクター同士が経験を共有する事ができるという場の重要性を、2013年の年末に改めて実感する事ができました。

日本ディレクション協会に自分が初めて足を運んだのは、夏の隅田川花火大会を秋葉原Garage(シェアオフィス)で観ようというゆるい企画でした。定期的に何かしらイベントが実施されているので、今後もまたチェックしてみようと思います。

日本ディレクション協会
ディレクターだらけの大忘年祭 2013 やったったよ!