パピルス 家入レオ「年齢のない世界」を読んで

先日渋谷の書店でふと目にとまった書籍「パピルス」
表紙は家入レオ。数ページだけのインタビュー。

パピルス 家入レオ「年齢のない世界」

感情を表に出せなかった子供の頃の話や

たとえばカレーパンとクリームパンがあって、本当はクリームパンが食べたいのに「どっちでもいい」って言っちゃうような。

みんな異常に周りに気を遣うようになった中学時代の話。

友だちのやっているブログのアクセス数がちょっと減っただけで、その子に「ごめん、私、何かした?」って聞かれたり。

こういった年頃って、大人や友人同士とか周りの感情や些細な事が確かに気になってしまうのかもだけど、彼女は特にそれを感じ取れたり考えたりしてた人だったんだなと思った。

そんな彼女が感情を素直に出せたのが歌だったと。
音楽塾ヴォイスで音楽を始めた話、親の反対を押し切っての上京、そして現在。

彼女のブログも、簡潔な文章の中にも感じた事がダイレクトに伝わってくる内容だし
歌にしろ文章にしろ、想いをこれだけ伝えてくるのはすごいなと思います。

このインタビューを読んで再び彼女の音楽を聴いてみると、また何か違って聴こえてくるかも。

自分もいろいろな事を考えてると、表情に出なかったり、言葉に出なかったり、単に時間が流れていくばかりなんだけど、せめて文章として残していければと思います。
この本読んで考えて、3週間位はまとまらなかったんだけれども…

地元福岡から始まった家入レオ初めてのワンマンライブツアー。
明日1月25日金曜日、渋谷クラブクアトロでファイナルをむかえます。
追加公演も決定して、これからまたどんな想いを伝えてくれるのか、楽しみにしています。

家入レオ / Bless You


画像、引用文は2013.02 VOL.46 パピルスより