深堀隆介個展『ハネもの』

本日西武池袋の深堀隆介個展『ハネもの』、そして深堀さんのトークショーを聴いてきました。

深堀隆介個展『ハネもの』

深堀隆介個展『ハネもの』

先週の表参道「matohu」は余裕をもって作品を観れましたが、この日はトークショーもある事もあってか長蛇の列。トークショーの方も急遽2部制となるほどの大盛況。

仕事を辞め、絵に悩んで、ふと見た傍にいた金魚が美しかった事に気付いた深堀さん。
それから金魚の絵を書き始め、アクリル樹脂の上に描く技法をあみだしたそうです。

金魚について語る深堀さん

金魚について語る深堀さん

「金魚が頭の中に在るから描ける」
子供の頃から誰もが見てきた金魚だからこそ描ける。熱帯魚は写真を見ながらなら描けるけど、それは違うと。
金魚が次にどう動くか、この金魚とこの金魚が遊んでいるんですと、自身が書いた金魚の絵の中のストーリーを語られていました。
描くにあたっての苦悩も話されていましたが、深堀さんにとってそこまで頭の中に自然に思い描ける「金魚」だからこそ、ここまで躍動感あふれるリアルな金魚が描けるのだと実感しました。

個展の方は作品も充実していて、特にお祭りで救われた金魚達がたくさんつるされた光景は圧巻でしたね。

個展は7月24日までとなっています。
(トークショーでは写真撮影OK、ブログへの掲載も許可していただきましたが、個展での撮影はNGとなっております)

詳しくはこちら
金魚養画場 – 美術作家 深堀隆介 オフィシャルサイト


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