写真家・林ナツミさん自身が浮遊する不思議な写真がアップされている
よわよわカメラウーマン日記
http://yowayowacamera.com/
先月より恵比寿にて個展が開催されています。
初日にはゲストに飯沢耕太郎さんを迎え、会場にて対談が行われました。
林さん自身は自分を撮るため誰かにシャッターを押してもらう事に、写真家としての葛藤を感じているとの事。昔ほどそんな事はなくなってきたそうですが。
これは自分自身Webディレクターとなって、デザインやコーディングは他の方に任せるようになって非常に感じていた事なので、とても共感できるポイントでした。
最終的には自分自身が作っているという事に自信を持っていいとおっしゃっられていました。でも逆にそう思うと、まだまだ自分自身がきちんと方向性を定めて制作を進められていないという所に反省…本日は貴重なお話を聴く事ができて良かったです。
また、対談では『本日の浮遊』メイキングともいえる舞台裏が話されていました。未公開写真や撮影中の面白エピソード満載でしたので、もしお話も聴く機会がまたあれば、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
林ナツミ展は7月29日(日)まで会期延長です。
林ナツミ展『本日の浮遊』
http://mem-inc.jp/2012/05/18/120616_hayashi_jp/
期間:2012年6月16日(土)~7月16日(月・祝)7月29日(日)まで会期延長
会場:MEM
12:00-20:00 月曜休廊
※7月16日(月・祝)は営業。
林さん自身は作品を見る限り無表情でクールな印象でしたが、実際にはとても面白い方だったと思います。
本日の一歩
ディレクターとして、自分自身がシャッターを押す訳でもない、絵を描く訳でもないし、コードを書く訳でもない。そんな場合でもアウトプットの完成形を思い描き、方向性を明確にして、直接行動する人に的確に伝える事が重要。