第61回全日本大学サッカー準決勝 九州勢2チームの命運は…

本日は味の素フィールド西が丘にて、全日本大学サッカー準決勝の2試合が行われました。

第1試合は今夏の全日本大学トーナメント覇者・阪南大学(関西地区第1代表)と福岡大学(九州地区第1代表)の激突。

福岡大学には来年よりサガン鳥栖に加入する岸田(翔)と清武が所属しています。
準々決勝に引き続き、まだケガの影響があるのか清武はベンチスタート。

前半は阪南大に先制され、阪南大学1-0福岡大学。流れも阪南大という内容でした。

そんな中、後半途中に福大は清武を投入。
清武のロングスローからPKを誘発して岸田(和)が決めて同点。
清武のドリブルから相手を翻弄し、岸田(和)への決定的なスルーパス等…
流れは完全に福大に傾き、岸田(和)と田中のゴールでさらに阪南大を突き放しました。

守ってもDF牟田やGK藤嶋を中心に後半は無失点。
終わってみれば阪南大学1-3福岡大学。福大が決勝への切符を手にしました。
サガン鳥栖のJ1特別指定で出場したJリーグの試合を映像では観てはいましたが、実際に生で観てみて、清武の凄さが際立った内容だったと思います。

第61回全日本大学サッカー準決勝 阪南大学vs福岡大学

準決勝第2試合は関東地区第1代表の専修大学を破って勝ち上がってきた鹿屋体育大学(九州地区第2代表)vs早稲田大学(関東地区第3代表)。

鹿屋にも来年サガン鳥栖に加入するDF坂井が所属しています。
前半早々鹿屋が先制点のチャンスを向かえるものの得点ならず、その後も前半はどちらも攻め手に欠く展開でしたが、早稲田が均衡を破ります。
それがきっかけとなったのか、後半は早稲田のワンサイドゲームとなり鹿屋体育大学0-5早稲田大学の大差で敗戦…
早稲田が良かったというのもありますが、後半は本当に鹿屋の良い所が無かった内容で残念でした。

これで決勝戦のカードは早稲田大学vs福岡大学となりました。
残念ながら九州ダービーとはならなかったものの、本日あまりにもやりたい放題だった早稲田に対して福大が敵をとる事を願っています。

【決勝】※「第21回全日本大学女子サッカー選手権大会」決勝と同日開催
日 程:平成25年1月6日(日)
時 間:(女子)11:30 Kick off (男子)14:00 Kick off
会 場:国立競技場

第61回全日本大学サッカー準決勝 鹿屋体育大学vs早稲田大学


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