音霊 OTODAMA「MY FAVORITE SONGS 2014」

土曜日は相当ひさしぶりに音霊へ。以前観たのは、→Pia-no-jaC← / aluto / ビアンコネロ / LOVE / Unlimited toneという当時が懐かしい組み合わせ。あれからもう5年…
場所を逗子から鎌倉に移して、今年で10周年を迎える音霊。自分自身初の鎌倉となりました。

とにかく暑いのと、初めての鎌倉という事で右も左も分からず、鶴岡八幡宮は観れましたが時間の都合上鎌倉の大仏は断念。
何となく人の流れに乗って行ったらいつの間にか知ってる顔がちらほらと集まりはじめて、由比ガ浜に到着。

音霊 OTODAMA「MY FAVORITE SONGS 2014」

7月26日(土)音霊 OTODAMA
MY FAVORITE SONGS 2014
ケラケラ / UNIST / 芸人:馬と魚 / 佐香智久 / LUHICA / Goose house

海の家のようなライブハウス。中に入ると下は砂浜です。

一組目はケラケラ。
生で観るのは初めてでしたが終始盛り上げ上手で、「ケラケラジャンケン」とか良いなと。
「スターラブレイション」は生で聴いたらなお良かったし、序盤から盛り上がりは最高潮。
そしてサポートギターが「坊っちゃん」のまこっちゃんだった事にびっくりでした。

二組目はアルバム「Acoustic」をリリースしたばかりのUNIST。
先日のタワレコ新宿インストアライブ以来、短いスパンとなりましたが拝見させていただきました。
浴衣&甚平姿で、想像通り夏が似合う素敵なアコースティックライブ。

三組目は芸人の「馬と魚」さん。
ギター弾き語りで、いろんなミュージシャンに成りきって曲を披露するというのが、いかにもそのミュージシャンだったら歌いそう!といったメロディーラインだったりで、初めて観たけど楽しかったです。

四組目はギター弾き語りの佐香智久さん。
以前CHEESE CAKEとニコ生に出ていたのを思い出しました。
イケメンなのに、どこか掴み所のないMCが印象的。

この音霊というイベントは入退場が自由なので、どこかのタイミングで外の由比ガ浜を楽しんでみたかったのですが…思いの他みなさん面白かったためそんな暇は無く、そして残すはLUHICAさんとGoose house。ここからちょっと前の空いているスペースへ。

四組目はLUHICAさん。
以前はわっしゅう(ワタナベシュウヘイ)のライブにて「君と踊ろう」一曲だけゲスト出演した際に観た事はありましたが、この日初めてソロでのライブを拝見させていただきました。
「独り言花」とか「愛の賛歌(カバー)」を歌ってる姿をみて、「君と踊ろう」の時も思ったんですが、古き良き歌謡曲が似合うと改めて実感。
そして未だに18歳と聴くと、大人っぽいなという驚き。確か前回も同様な驚きがあったような…
最後にわっしゅうことワタナベシュウヘイ(Goose house)を呼び込んで、LUHICA feat.NABE「君と踊ろう」が披露されました。

トリはGoose house。
終始MCで進行していた工藤秀平君(K.K.)と、ギターとバスドラムを操っていた齊藤ジョニー君、歌姫・竹渕慶さん、未だに予想を超える小ささのマナミさん、食べるのが大好きなわっしゅう、海を見ていつもよりテンションが高い竹澤汀さん。そしてしっとりと爽やかにキーボードを弾いていた沙夜香さん。シンガーソングライター7人によるGoose house。
オリジナルの「今、走れ!」「この指とまれ」の後、カバーメドレーで「恋するフォーチュンクッキー(AKB48)」→「おしゃかしゃま(RADWIMPS)」→「Choo Choo TRAIN(EXILE)」→「真夏の果実(サザンオールスターズ)」→「LIFE(キマグレン)」と、湘南の音霊リスペクトの内容でした。
最後の曲は「オトノナルホウヘ→」、さらにアンコールもあって「Sing」でこの日の音霊に幕を降ろしました。

4月に片平里菜さんとのツーマンはあったものの、Goose houseが他のミュージシャンと対バンするのはあまり見ないので新鮮でした。音霊出演は3回目になると思いますが、僕が音霊でGoose houseを観れたのは初めてという事もあって、そんな少し不思議な風景も楽しめたステージ。
翌日には慶さんマナミさんわっしゅうによるユニットライブでしたし、ついに来月からは名古屋・福岡・大阪・札幌・東京を巡るツアーが始まります。d-iZeさんが卒業し、この7人での初めてのツアー。これからも暑い日々が続きますが、今後の活躍に対して期待もさらに高まりました。

おそらく個々のミュージシャン同士の繋がりはどこかであったかとは思いますが、さまざまなミュージシャンを観に来た人達がひとつになって盛り上がる光景は相変わらず良いものだなと実感。暑かったし少し遠かったけど、初めての鎌倉、足を運んでみてよかったです。
今年で10周年を迎え、この夏まだまだライブが続く音霊。本当におめでとうございます。

OTODAMA 2014公式サイト


MANAMI SOLO LIVE ストローク・タイム@代官山LOOP

6月21日(土)この日はシンガーソングライター集団Goose houseメンバーで、バンドTHE KERTI OKKARのボーカルであるマナミさんのソロライブ。
マナミさんのソロは以前にも何度かありましたが、今回はソロでの初ワンマン。

MANAMI SOLO LIVE ストローク・タイム@代官山LOOP

この日は土曜日の17時というちょうど良い時間でマナミさんの初ソロワンマンという事もあってか、代官山LOOPが超満員。

マナミさんはひとりでギター一本弾き語りのシンプルなステージ。
THE KERTI OKKARの「PUZZLE」でスタートし、続けてアニ―ポンプの「イバラノミチ」と、マナミさんのこれまでの軌跡を感じさせる幕開け。

Goose house「真夏のミッション」ではドラムのオケを使ってのギター弾き語り。コール&レスポンスで会場を一体にしていました。

THE KERTI OKKARの「CURTAIN CALL」はライブの度にマナミさんが特に大切に歌っていた曲。その大切な別れの曲である「CURTAIN CALL」についてのエピソードや、お茶目な父親や妹との話等、マナミさん一人だったせいかマナミさんのこれまでの相当深いお話まで聴けたような気がします。

もちろんいつものおちゃらけたマナミさんも健在。
この日の前日、ミュージックステーションのMトピで特集されたシンガーソングライター集団「Goose house」。楽しそうに歌を歌う各々の紹介の中で、マナミさんは「最年長」と一言だけ…まあ間違ってはいないですが、そんな美味しい笑い話(?)もあり。

Goose houseに入ったきっかけにもなったカヴァー、名曲「歌うたいのバラッド」、そしてマナミさんのテーマソングとも思えるTHE KERTI OKKAR「相棒は瓶のジンジャエール」で本編は幕を降ろしました。

アンコールではまさか聴けるとは思わなかった吉田山田さんの「日々」。ラストはアニ―ポンプ「帰り道」。意表をつかれた選曲だっただけに、特に印象的に感じた2曲だったと思います。

どのライブも貴重な経験ではあるものの、今回は特に音源でしか聴いた事なかったアニ―ポンプや、昨年から活動を初めたバンドTHE KERTI OKKARの楽曲、そしてGoose houseやその他カヴァー曲等々…いろんな場面が思い浮かんできて、ソロ初ワンマンながら今までの集大成的なライブになったと思います。

それだけに、きっとまたここからという新しいスタートにもなれたワンマンライブだったのではないでしょうか。

Goose houseは夏からワンマンツアー決定。次回のユースト生ライブも6月28日と迫っています。そんなGoose houseの情報は Goose house. にて。

イバラノミチ / アニ―ポンプ

アルバム「cinema」ダイジェスト / THE KERTI OKKAR

日々 / 吉田山田(Cover)


Goose house×片平里菜 Special Live 連休頃に遊びにおいでよ!@恵比寿LIQUIDROOM

先日4月26日(土)、片平里菜さんの地元福島で行われた
「片平里菜×Goose house Special Live 連休頃に遊びにきっせ!」

それから中2日を置いて、今度は東京にてこのツーマンライブが行われました。
4月29日(火・祝)
「Goose house×片平里菜 Special Live 連休頃に遊びにおいでよ!」@恵比寿LIQUIDROOM

Goose house×片平里菜 Special Live 連休頃に遊びにおいでよ!@恵比寿LIQUIDROOM

福島ではGoose houseが里菜さんにお呼ばれされたという形だったそうですが、東京では里菜さんがGoose houseにお呼ばれされた形。

まず一番手に片平里菜さん。
インストアライブやミュージックシティ天神のフリーライブで何度も拝見していましたが、箱ライブを観るのはこの日が初となりました。

2ndシングルから「Hey boy!」や「女の子は泣かない」の他、4月30日にリリースするもののすでに購入可能になっていた3rdシングルから、「あなた」と「Oh JANE」も披露。また、4月から始まったラジオの中だけで歌った楽曲も披露され1時間近くに及ぶステージ。

この春から福島を離れ上京されてきたそうで、Goose houseの皆から東京にお呼ばれ…というのも何か変な感じと仰っていました。
最後にGoose houseの7人を呼び込んで、ユーストでも歌った「明日への扉」I WiSH(Cover)を一緒にコラボ。

そして、里菜さんがステージを後にし、そのままGoose houseのライブがスタート。
「今、走れ!」で会場がさらに盛り上がり、「この指とまれ」へ。

Goose houseといえばカヴァー曲という事で、カヴァー曲メドレーもあり。
いきなり「おしゃかしゃま」のイントロで歓声が沸き上がります。メドレー終盤の「高嶺の花子さん」ではジョニー君によるフィドルも披露し、ラストは「スラーラブレイション」。メドレーなのでたくさんの曲が少しずつだったにも関わらず、ものすごく濃厚な時間。

そして2月にリリースされた「恋はヒラひらり」と「オトノナルホウヘ→」もようやく生で聴けました。みんなで三三七拍子も楽しかった。

汀さんは元気印?なのかとか、慶さんは本当に自由だったし…
わっしゅうが話すラーメンは美味しそうで、ジョニー君は恵比寿の豆知識を延々と…
まなみんの自己紹介の歌には意表をつかれた(笑)沙夜香さんが演奏でもしっかりと支えて、工藤君がきちんと仕切る。
少しずつの皆の変化を感じて、半年ぶりにGoose houseを観れて良かったなと実感した時間でした。
8人ではなくて、7人ではあったけれど。

最後に片平里菜さんを呼び込んで、ユースト放送の時に里菜さんと是非歌いたかったからと選曲されたという、FUNKY MONKEY BABYSさんのカヴァーで「あとひとつ」。

アンコールではこの8人全員でお互いのオリジナル曲を披露。
まずは里菜さんの「Come Back Home」。インストアでもミュージックシティ天神でも聴きましたが、本当に好きな曲です。
そしてGoose houseの代表曲ともいえる「Sing」。これもずっと聴き続けている好きな曲。

Goose houseの7人の中に里菜さんがあらためて加わった光景を見たら、やっぱり皆ソロミュージシャンなんだなという事が際立ったように思います。

Goose houseのツーマンライブどころか対バンライブは初めて観たので(音霊には行った事がないのです)そのツーマンの相手が片平里菜さんで良かったなと、そう思えた充実したスペシャルライブでした。

片平里菜さんからは全国各地を巡る弾き語りツアーの発表も有り。
Goose houseは次回のユースト生放送が5月31日(土)に決まっていますし、きっと恒例のユニットライブも行われる事と思います。
これからも更なる活躍が期待できるこの二組。いろいろな情報の詳細は各サイトにて。

片平里菜 OFFICIAL WEBSITE
Goose house.