下北沢mona recordsにて、上京して再会して感じる所

1月16日(木)下北沢mona recordsにて3組によるライブ。
新谷隼平 / 松室政哉 / MyKeys

1月16日(木)下北沢mona records 新谷隼平 / 松室政哉 / MyKeys

モナレコはひさしぶりに来ましたが、やはり素敵な空間。

一番点のピアノ弾き語りの新谷さんは初めて拝見いたしました。
青森から上京してきたそうで、本日の出演者は3組とも上京という共通点があるんだなと。
「孤独」は好きだけど、みんなで騒いだ後の「孤独」にはすごく寂しさを感じるという所に共感しました。

二番手はこの春上京して2年になる大阪出身の松室政哉君。この日は24歳になったばかりでの初ライブ。
昨年4月の平成デモクラシー以来ひさしぶりに聴くので、CDに収録されている「BUTTERFLY」以外は聴き慣れない曲が多かったと思います。
美化していた想像と現実との違いを描いた「駅の無い街」という新曲も披露。

この日はマンドリンに友宗敢さん、ピアノにさん松浦はすみさん(メロディーキッチン)をサポートに迎えてのライブ。
大阪時代にも一緒にやっていたそうで、二人が大阪から出てきて東京で一緒に音楽できているのが本当に嬉しそうに見えました。

トリは佐賀出身のギターボーカル・マエダケンタロウ君と、奈良出身のベース・山地さんによるユニット「MyKeys」
マエダ君もこの春で上京してきて約2年になるとの事。昨年からこの形態で活動されてますが、彼の楽曲にアコギとベースの組み合わせが絶妙にマッチしていると思います。特に「ggg」という曲は聴き応え有り。

10年位前の高校時代から地元佐賀や福岡でライブをやっていたマエダケンタロウ君。
当時福岡に住んでいた僕は、彼が福岡でライブをやる際にたまに観に行っていたので、お互い上京して東京でこうやってライブを観れるのは特別な気持ちもあります。

当時とは歳も場所も変わってしまっても、それでも変わらずにつながってられるのは不思議でもあるし嬉しい事だなと、この日の皆さんを観ていて思いました。
自分は上京して今年で8年目を迎えるので、改めて自分を見つめ直して邁進いたします。

松室政哉 / BUTTERFLY

マエダケンタロウ / THE☆TRAVELER


九州ナイト~1回目なのに特別編!?~@四谷天窓

2013年9月7日(土)四谷天窓
「九州ナイト~1回目なのに特別編!?~」
マエダケンタロウ / 太一 / 海老沢タケヲ / はなわ / 松藤量平 / 千綿偉功

九州ナイト~1回目なのに特別編!?~@四谷天窓

この日は高田馬場の四谷天窓にて「九州ナイト」。
司会は四谷天窓唯一の九州熊本出身のスタッフの方が務めていらっしゃいました。特別メニューとして「もつ鍋」「餃子」と餃子も出されてまさしく「九州ナイト」
自分も含め、客席も九州出身の方が多かったようです。

一番手は佐賀出身のマエダケンタロウ君。
出会いの大切さを歌った「THE☆TRAVELER」でスタート。
上京して1年ちょっと。今一緒にやっているベースの山地さんもだけど、きっと新しい出会いがたくさんあるんだろうなと感じました。

マエダケンタロウ / THE☆TRAVELER

二番手は佐賀出身の太一さん。
初めて拝見しましたが、しっとりとギター弾き語りと思いきやひょうひょうと面白い事を話すお方。

三番手は熊本出身の海老沢タケヲさん。
こちらも初めて拝見しましたが、最後に同郷のシンガーソングライター・シガキマサキさんの「月の道で会いましょう」をカヴァーされていて、これは大好きな曲でしたので意外にもここで聴く事ができて嬉しかったです。

四番手にはなわさん。ネタ満載の楽曲をベース弾き語りで披露。
自身がプロデュースされている風男塾「同じ時代に生まれた若者たち」をギター弾き語りでセルフカヴァーもされていて、真剣な内容の楽曲もまた良かったです。
最後はやっぱり「佐賀県」。あれから10年後の事も歌った特別バージョンで盛り上がりました。

五番手は鹿児島出身の松藤量平さん。
今ではすっかり標準語になりつつあるそうですが、千綿さんから話しかけられるとやっぱり九州訛りが出てしまうとの事(笑)
バンドバージョンではない松藤さんを観るのは自分は初めてでしたが、ひとりギター弾き語りというのもまた良かったですね。

トリは佐賀出身の千綿偉功さん。
佐賀から上京して23年…今では地元よりも東京での生活の方が長いってどんな思いなんだろうと、千綿さんのお話を聴いて思う所がたくさんあり。

「なにもないけど」を歌う前に言っていた「何もなかばってんよかろうもん。あんたが目の前におってくいたらそいでよか。」という言葉は胸につきささり、千綿さんが大きな挫折をした時に作ったという「汚れたシャツを着て」を聴いて、頼りない足でもしっかり前に進んでいかなと思わされました。

自分が子供の頃に経験した佐賀線の廃線の話が出た時はびっくりしました。千綿さんもあの線路に乗ってたんだなと。
そんな遠い日の事を思い出しながら、小さい頃は明日なんて当然に来る位に思ってたけど、歳を重ねるごとに明日が当たり前に来るんじゃなくて、一日一日をしっかり大切にせんばいかんなぁと実感。

マエダ君も松藤さんも福岡で観てた方だし、千綿さんに至ってはまだ佐賀の高校時代にローカル番組で目にしてた方だし、はなわさんは本当にテレビの人だったし。いろんな形で出会ってきた九州の方々、そんなたくさんの九州人のお話を聴く事ができて、自分も上京した日の事を思い出せた日となりました。
不安定で頼りない足でもしっかり前に進んでいかな。

千綿偉功 / アイブミ~LoveLetter~


新大久保CLUB Voiceにシゲル、マエダケンタロウ(MyKeys)が登場

本日紹介するのは、佐賀出身で佐賀・福岡を拠点に活動した後、昨年上京してきたマエダケンタロウ君(MyKeys)。
福岡出身でこちらも佐賀・福岡を拠点に活動した後、7年前に上京し東京で活動しているシゲル君。どちらも自分が福岡に居た頃に出会ったミュージシャンです。

6月8日(土)
新大久保CLUB Voice presents「boom boom atack 2013」
INAH / ポンのじ / 益田トリオ / MyKeys / シゲル

新大久保CLUB Voiceにシゲル、マエダケンタロウ(MyKeys)が登場

この日4組目に登場したのはギターボーカル マエダケンタロウ、ベース 山地恒太によるユニットMyKeys。
以前観ていたのがおそらく7、8年以上も前なので、正直彼が高校生の頃ライブをやっていた記憶位しかなく、この日は新鮮な感覚で聴いていました。

それでも当時の雰囲気を思い出させるようなステージ。ブルージーでちょっと気だるく、でも熱い。何といっても福岡や佐賀の音楽仲間達の血を脈々と受け継いでいる、その雰囲気をしっかりと感じました。

佐賀弁前回でのMC。ラストは「THE☆TRAVELER」旅と出会いを歌った曲。
昨年ケイタクが「Yell」という曲で送り出して1年以上経ち、昨年少し再会できていたものの、本日は東京でも地道に音楽活動している姿をようやく拝見できました。

トリはシゲル君。東京に出てきてからも相変わらずにマイペースにライブを続けていますが、この日はこの時間になってさらにたくさんのお客さんが。
福岡時代からの馴染みの方や何故か偶然縁のある方々もいらっしゃって、マエダケンタロウ君の後という事もあってかすごく懐かしい雰囲気。
「まあるい月とあたたかい夜」「僕はまた」「夕暮れ風見鶏」等、当時からの懐かしい曲もあって、相変わらず熱さというより優しい感じだけど、ずっと歌い続けている信念はしっかりと伝わってきました。

MyKeysもシゲル君、どちらも7月7日新大久保Club Voice11周年記念ライブに出演との事。またたくさんの佐賀弁が聴ける日になるのではないでしょうか。
同じ九州人同士、この日はひさしぶりに再会できて良かったです。

マエダケンタロウ / THE☆TRAVELER

まっすぐな気持ち、伝えてますか?「母から息子」篇(BGM シゲル / 風にのせて)