白波多カミン・柴田聡子2マン~白波多カミン「くだもの」発売記念ライブ@秋葉原クラブグッドマン

5月1日(木)
秋葉原グッドマンにて白波多カミンさんの新譜「くだもの」発売記念ライブが行われました。この日は柴田聡子さんとのツーマンライブ。

白波多カミン・柴田聡子2マン~白波多カミン「くだもの」発売記念ライブ@秋葉原クラブグッドマン

カミンさんが好きな歌い手さんという柴田聡子さんは初めて拝見させていただきました。素朴そうでほのぼのとした音楽なのに、結構すごい事を何気にさらっと歌ったりする方なんだなという衝撃。そういった点でカミンさんに共通する所も有ったと思います。

その後に京都出身のシンガーソングライター白波多カミンさん。

ピアノ弾き語りの「Tel.」でスタートした後は、バックバンドを従えてのステージ。
バンドメンバーは先日のアップリンクでもサポートされたHIROSHIさん(from奇形児)、HAJIMETALさん(from誰でもエスパー、ex.ミドリ)に加えて、FUJIWARAさん(ex.サバート・ブレイズ)、岡野太さん(from非常階段)というスペシャルバンド。

みなさん黒いスーツにネクタイといういでたちで、以前カミンさんが仰られていたようにアウトレイジのような渋さのなか「予感」。1番を弾き語った後に2番から一気にバンドの音が入ってくる瞬間は本当に鳥肌が経ちました。

続けて「ハイライト」、さらにゲストでサックスの坂田明さんを加えたメンバーで「あたまいたい」「頭脳戦」。ハジメタルさんがノイズを加えて迫力ある展開に。
そこから一転して、坂田さんとのふたりだけでしっとりと「わたしの東京」。あのCD音源をそのまま生で聴けるという贅沢な時間。

再びハジメタルさんのピアノも加え、カミンさんはギターを置いて「ランドセルカバー」と「本当の温度」、ラストは改めてバンドメンバーで、アルバムのリードトラックである「くだもの」。カミンさん自身は果物に特別な想いがあるそうで、それは実際にライブに足を運んでみたら聴けるかもしれません。

アンコールではひとり弾き語り。
高松洋子さんのカヴァー「あめ玉」、そして前回のレコ発プレライブではCD収録曲中唯一聴けなかった「size」。今回も2ndアルバム「くだもの」に1stアルバムの楽曲を織り交ぜた内容でした。

ここで柴田聡子さんが再び登場。
柴田さんの楽曲「カープファンの子」のフレーズをふたりで延々と繰り返した後に逃げるようにステージを去るという自由な展開でしたが、このふたりならではのセッションだったと思います。

そんな見所もありつつも、本日は「くだもの」のレコーディングメンバーのバンドを従えての貴重なステージ。
バンドでのライブは一昨年の新川の七針以来ひさしぶりに聴きましたが、今回は大先輩である「(カミンさん曰く)いかつい人達」をバックに白波多カミンが堂々と歌い上げるという見応えあるライブでした。

これからはこの「くだもの」を届けに、東京でのインストアライブや大阪でのワンマンライブが行われます。詳細情報は 白波多カミンのウェブサイト にて。

白波多カミン「くだもの」

くだもの / 白波多カミン


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