kainatsu LIVE 2013 ～It's my LiFEWORK～

7月7日(日)Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE。

前日、下北沢音楽祭に出演したばかりのkainatsu(甲斐名都)さん。
七夕のこの日、ワンマンライブ「kainatsu LIVE 2013 ～It’s my LiFEWORK～」が開催されました。

アコースティックギターに田口慎二さん、ヴァイオリンに初めて迎える須磨和声さんというシンプルな3人編成。
「歌詞を伝えたい」との事でこのシンプルな編成にしたとの事。たしかに音数が少ない分、ホールには名都さんのボーカルが一番響いていたように感じました。

ギターもアコースティックだしひとつひとつの音色がキレイに伝わり、そしてヴァイオリンの音色が美しいアクセントに。
特に夏の日の夜にヴァイオリンとピアノだけでしっとりと聴く「つまさき金魚」は聴き応えがありましたね。
アンコールでは七夕の日に聴く「天の川」、そして「ワールドレコード」。

楽曲は今回リリースしたばかりのアルバム「LiFEWORK」中心で、今年30歳を迎える名都さん曰く「面倒な自分も自分自身なんだと受け止められるようになった」と、そんな彼女のライフワークをこの日聴く事ができて良かったです。

確かに若い頃って、今の自分が嫌だったり変われない所も変えたかったりという所はあるかもしれないけど、大人になるにつれて徐々に「そんな自分が自分自身」と受け止められるようになるんだと思います。
そうすると少しだけ楽になれたり優しくなれたりするのかなとも思えるし、シンプルにライフワークに向かっていける心も、整える事ができるんじゃないかと。
20ちょっとの大学生だった頃から聴いていた彼女の楽曲と心境が、もうすぐ30歳を迎える今そんな風に大人に変化している所が垣間見えた七夕の夜のスペシャルライブでした。

秋からはツアーが開始。今度はバンドで編成で、この日とはまた違ったライブを見せてくれる事と思います。詳細は kainatsu official website にて。

「kainatsu live2013〜It's my LiFEWORK〜」無事終わりました！！本当にほんとうにありがとう！！！幸せな時間でした。アイロボットが掃除してるステージ上から愛を込めて♡笑 http://t.co/uhxqEAsUoa

— ＊kainatsu＊ (@aigirl_yumegirl) July 7, 2013