竹澤汀と雨の東京タワー

昨年の9月30日、台風の直撃で開催できなかった竹澤汀 東京タワーライブ。
先日4月6日はそのリベンジ公演の日。

しかし、今回は爆弾低気圧が近づく春の嵐…
そんな悪天候で東京タワーの閉館時間も20時に早まる中、予定より30分前倒しで、竹澤汀 東京タワーライブは開催されました。

雨が徐々にひどくなる中、東京タワーに到着。
登ってみると、かなりの人・人・人…もし晴れた日だったらどうなってたんだろうと心配する程の大盛況。

竹澤汀 東京タワーで東京タワー

本日は汀さんギター弾き語りに加えて、ドラム・ベース・キーボードというサポートを迎えてのライブ。
汀さんのソロ自体、昨年のレコ発インストア以来ひさしぶりに観ましたが、バンドバージョンというのは初めてで聴き応えがありました。
今回は9月のリベンジという事で、4月なのに夏のセットリスト。(でも9月だったらそもそも秋だろうと自らつっこみ入れてました…)

カバー曲も2曲あって、秦基博さん「鱗」に加えて、まごころブラザーズ「サマーヌード」というなかなか想像つかない意外なカバー。
汀さんオリジナルからは「君とTシャツ」「パドリング」、電車の運行状況も気になる中「最終電車」等々…

そして、ラスト1曲は汀さん一人弾き語り。アルペジオがきれいな「東京タワー」
汀さん自身、震災の後にいろんな事が上手くいかなくて、自分の歌がちっぽけなものにしか聴こえなくて
でも、そんな中でも汀さんが素直に自分らしく歌える曲が「東京タワー」で
特に大切に思っている曲なんだという熱い気持ちが、静かなMCとシンプルな弾き語りながらも伝わってきました。

雨の東京タワー…
なかなか登る機会ないですよね。
初めての東京タワーは忘れられない日となりました。

竹澤汀 / 東京タワー