「未来を変えるデザイン展」子供の頃の自分は今の未来や仕事を想像できていたのか

現在、六本木ミッドタウンのDESIGN HUBにて行われている「未来を変えるデザイン展」へ。

未来を変えるデザイン展

今回のデザインは、目に見えるデザインというよりはこれから2030年に向けてどうやって社会の問題点を解決していくのか、その解決方法のデザインという壮大な内容となっていました。

「復興」「農業」「エネルギー」「コミュニティ」「教育」という大きいカテゴリに分かれ全19社の取り組みを見る事ができます。

株式会社エイチ・アイ・エス、キリン株式会社、グリー株式会社、
日本電気株式会社、パタゴニア日本支社、富士通株式会社、
株式会社ヤマハミュージックジャパン、株式会社リコー、
株式会社リバースプロジェクト、ワタミ株式会社等、全19社。

中でも興味深かったのは、グリーによるインターネットやゲームを通じた子供への教育。
スマホやタブレットを子供が当たり前に使う時代において、インターネットやゲームのリテラシーはもちろん、それらをどう教育に活用するか。

スマホやタブレット、またそれに乗るコミュニケーションツールを子供の内から使わせる事に懐疑的な方もいらっしゃる事は確か。先日LINEを使わせない学校もニュースになっていました。
ただ、自分(30代)の親の世代まで振り返って考えると、テレビやビデオが登場しただけでも、それにより映像・音楽による教育のコンテンツが育ってきた訳だし、さらには20年前のインターネットの登場からコミュニケーションの部分では格段に変化したと思います。
よって、これから2030年に向けてはグリーのような考え方は当然の流れだと思っています。

子供たちの多くは将来、現在存在していない職業に就く事になる。この部分には本当にはっとさせられます。

自分が子供の頃「Webデザイナーになる」とは到底考え付かなかったです。というか、インターネットが無かったです。
電子メールや社内SNS等が無かった時代、仕事はどういう風に進んでいったのか…新人時代からインターネットの環境が普通だった自分の場合想像もつかないし。
そんな昔の事を考えていると、20年前の自分がどれだけ未来を想像できていなかったのかと実感。たしかにインターネットは便利だからとその将来性は感じてはいたものの…インターネット無しでの生活はありえないという今の現状は、当時の想像をあまりにも超えています。

今回「未来を変えるデザイン展」に足を運んでみて、各社の取り組み自体は壮大な内容ではあったものの、これから20年後の未来がどのようになるのかを個人個人が見据え、そして自分自身が何をすべきなのかを考える良い機会となりました。
これからの未来を創造していきたいと思います。

未来を変えるデザイン展
開催日:2013年5月16日(木)~6月11日(火)

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