自分の居場所をつくるために…「冒険に出よう」

本日は安藤美冬さん「冒険に出よう」の読書メモ。

「冒険に出よう」安藤美冬(著)

初めて安藤さんのお話を聴いたのは、昨年の2月のmixiでのセルフブランディングに関する講演での事。
サバサバしていて真っ直ぐに前を見て、しっかりとした自分を持っている。しかし、どこかつっこみ所も時折見せる…という印象のお方でした。

「セルフブランディング」というのは、自分が発信しているその裏側を見せるようで当時はあまり言及してなかったのですが、この本をきっかけに改めて、自分が普段心がけている大切な事について触れていこうと思います。

自分を雑誌にたとえて、発信する。 (p.95)

安藤さん自身は「ソーシャルメディア」「フリーランス」「セルフブランディング」「ノマド」という4つのキーワードに絞って、ブログ・twitter・Facebook等のソーシャルメディア上で自分のルールに則って発信されているとの事。

これについては、ソーシャルメディアやフォロー関係・人脈は人それぞれなので、効果的な使い方も人それぞれになると思います。
自分もブログとFacebookについてはある程度キーワードと対象を決めて発信しています。特にブログはストックされるし誰からも見られるのでしっかりと。
twitterも誰からも見られはしますが若干自由な感じで…一番日常に近いかと思います。簡単につぶやけますから。
自分自身が自分メディアの編集長に。

人生で出会う人すべてをメンターにする。 (p.117)

身近な人でもメンター(師匠)。

自分の周りも本当に尊敬できる方が多いので、「こんな時はあの人ならどうするか」というのは常に考える事があります。
特にいろいろな方との出会いや長所に気付く事が多くなってくると、その分たくさんの良い所が盗めるので、どんどん歳を重ねる毎に成長できるのではないかと思っていますね。

得意なこと、好きなことで、この世界に居場所をつくる。 (p.178)

誰でも自分の強みは持っています。ただ、その分野のスペシャリストには敵わないと思っている方々も多いと思います。
安藤さん自身もそう思われているそうですが、自分の複数の強み(先ほど上げた「ソーシャルメディア」「フリーランス」「セルフブランディング」「ノマド」)を組み合わせる事で、自分のオリジナルの強みをつくりだすと。
そして、自分の得意な事をソーシャルメディアを使って表に出しておく事で、周りからも認識されて、自分の仕事をつくり、この世界に居場所をつくる。

本書にはまだまだ冒険に出るためのたくさんの事が書かれています。共感できる所は多かったものの、日々実際に実践する事はなかなか難しいかもしれません。
ただ、ひとつひとつをじっくりと考えて長い期間をかけてでも実践できれば、しっかりとした自分をつくりあげた上で、表現できるのではないかと思います。
「U25サバイバル・マニュアル」となっていますが、25歳以上の方々も今まで積み上げてきた経験をかけ合わせたら、自分だけのオリジナルの形にできるはず。

子供の頃はドラゴンボールを読み、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーをプレイしていたという安藤さん。
まさしく「冒険に出よう」と背中を押してもらえる一冊。

 

そして安藤さん自身も冒険へ。いってらっしゃいませ。
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